エレベーターにおいて、人や荷物を運ぶ箱状の構造物をかごと呼びます。
かごは乗客の安全のためドアにより閉鎖されています。
さらにドアにはセーフティーシューと呼ばれる安全装置が取り付けられ、乗客が挟まれたまま昇降しないように設計されています。
そして、行先を指定する階床ボタンと開閉ボタン、外部に連絡できるインターフォンがついています。
閉鎖空間となるため、天井には換気扇により換気が確保されると同時に、万が一の時の救出口が取り付けられています。
救出口は基本的に中からは開けられません。
最近は防犯の目的などから外部から見えるように窓がついたり、シースルーとなっているものもあります。
また、バリアフリーの意識も高まっていて、車いすの人が周囲を確認しやすいように鏡がつけられたり、あるいは複数の壁にドアがついているものなどがあります。